化粧品の有害ケミカルを見分ける4つのポイント

合成界面活性剤は、油分を強力に落とす代わりに肌のバリアを奪ってしまう成分です。
しかしそれは裏面の細かい表示を見てもハッキリと「界面活性剤」と書いてあるわけではなく、一見わかりにくい複雑表記。
賢くコスメを選ぶための危険なケミカル成分の見分け方について、調べてみました。

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◎ラベルから見分けるのは難しい

ワニブックス「アンチエイジングの鬼 プレミアム」(勝田小百合・著)に、ラベルの読み方について詳しく解説されていましたのでご紹介します。
下は、よくあるクリームのラベルです。

全成分:水、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、イソノナン酸オクチル、ナイアシンアミド、ドリオクタノイン、BG、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油、ポリ綿実脂肪酸スクロース、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸グリセリル(SE)、ペンチレングリコール、水添ココグリセリル、ステアリン酸ソルビタン、ミリスチルアルコール、ステアリン酸PEG-40、バチルアルコール、ポリアクリルアミド、ベンジルアルコール、酢酸トコフェロール、パンテノール、ポリソルベート65、トリ(アプリル/カプリン酸)グリセリル、トリベヘニン、水添ポリイソブテン、メチルパラベン、水添レシチン、EDTA-2Na、ブチルパラベン、ツボクサエキス、ラウレス-7、チャ葉エキス、ソウハクヒエキス、セラミド2、プロピルパラベン、エチルパラベン、PEG-10アブラナ種子ステロール、アスパラギン酸Mg、グルコン酸亜鉛、水酸化Na

目が痛くなりますね〜
それはいいとして、どこにも「界面活性剤」なんて書いてないですよね。

この中の有害とされる合成界面活性剤や合成ポリマーなどの個別名称がわかるように強調してみます。
成界面活性剤=赤 合成ポリマー=青 合成防腐剤=緑

全成分:水、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、イソノナン酸オクチル、ナイアシンアミド、ドリオクタノイン、BG、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ホホバ油、ポリ綿実脂肪酸スクロースミリスチン酸ミリスチルステアリン酸グリセリル(SE)、ペンチレングリコール、水添ココグリセリルステアリン酸ソルビタン、ミリスチルアルコール、ステアリン酸PEG-40、バチルアルコール、ポリアクリルアミド、ベンジルアルコール、酢酸トコフェロール、パンテノール、ポリソルベート65、トリ(アプリル/カプリン酸)グリセリル、トリベヘニン、水添ポリイソブテンメチルパラベン水添レシチン、EDTA-2Na、ブチルパラベン、ツボクサエキス、ラウレス-7、チャ葉エキス、ソウハクヒエキス、セラミド2、プロピルパラベンエチルパラベンPEG-10アブラナ種子ステロール、アスパラギン酸Mg、グルコン酸亜鉛、水酸化Na

結構入っていますね。
こんなに覚えられないので、何か共通点はないかとよく見てみましたが・・・
数字が入っているもの?いや、大丈夫なものとそうでないものがあるし。
名称に「ポリ」とついているモノはよくなさそうですね。
あと「水添」とついているモノとか。ステアリン酸○○とか。
それ以外は・・・共通点・・・うーん見つからない。すみません。
くわしく成分名を知りたい方はこちらで御確認ください。
(日本界面活性剤工業会/界面活性剤の主な性質と種類

◎難しいカタカナが並んでないことを目安にする

成分名をひとつひとつ覚えるのはムリそうです。ではどうやって見分ければ良いでしょう?
「大丈夫な表記」のパターンを覚えるのが近道のようです。

合成界面活性剤も合成ポリマーも入っていない化粧品の表記例です。

全成分;水、オリーブ油、ホホバ油、アロエベラ葉、オリーブ葉エキス、ビルベリーエキス、ミツロウ、シア脂、レシチン、ハチミツ、チャエキス、ダマスクバラ花油、ハマメリスエキス、ローズマリーエキス

特徴は、
・表記の量が少ない
・「○○酸○○」といった複雑なカタカナ表記が少ない
・植物の名称が書いてあり成分が想像しやすい

大丈夫なものは↑こんな感じ。
と覚えておく方が、複雑な成分名を暗記するよりはるかに楽ですね。

◎合成ポリマー(カルボマー)にも注意

たとえば一般的な(比較的安い)コールドクリームの表記。

cream_img_3036
こちら↓はピーリングジェル。

gel_img_3038
どちらにも、「カルボマー」が入っています。
赤ちゃんの紙おむつにも使われているビニールやプラスチックの一種で、大量の水を抱え込む性質を持っています。

要はビニールやプラスチックの一種なので手触りはツルツルになりますが、本来のお肌がツルツルになったわけではありません。安くて腐らないので「パラベンフリー 無添加」と宣伝されて売られているものが多いです。「無刺激で分子量が大きいため肌からは吸収されませんが、皮膜性が強いので肌に貼りついて落ちにくいのが問題点。しかも微生物が分解できない成分のため、洗い残すと慢性的に肌に残留しやすいという傾向もあります。(アンチエイジングの鬼:p40 より)

ジェル系化粧品の選び方のポイントとして、カルボマーではなくキサンタンガムアルギン酸ペクチンマンナンなど、植物性天然ポリマーのものを選ぶようにと著者は同著で提言しています。仮にもし使うなら、肌に残らないようにしっかりと洗い流すことが大事ですね。

合成防腐剤のパラベンが入っていないなら安心商品ね〜♡と喜んでいたら、別の危険物が入ってたんかーい!というオチ。こういう売り方って、メーカーとしてちょっとどうよと私は思うのですが・・・。
今回この記事を書くことで私はその事実を初めて知りましたが、約50年間まったく意識もせず、パッケージの謳い文句に見事に踊らされていたことに気づきました。

◎天然「系」100%という表示のトリック

製造工程で化学合成されたり比率がすごく少なかったりすることは成分表示からは読み取れません。
実際、植物由来としての成分割合は30%にも満たないことが多いそうです。

「脂肪酸」や「アミノ酸」や「ベタイン」は天然に存在する物質です。でも「脂肪酸系」や「アミノ酸系」や「ベタイン系」の界面活性剤は、そうした天然の物質を原料として化学合成されたものなのです。「天然系」という言葉の表しているものは、「天然に存在する物質」ではなくて、「天然に存在する物質を原料として化学合成されたもの」なのです。

(引用元:石鹸百科 http://www.live-science.com/honkan/qanda/qabasic01.html)

「系」と書けば、ほんの数パーセントでもOKってことなんですねー。
これでは消費者は勘違いしても仕方がない!

まとめ

成分表示はたいてい、ラベルの下の方に、小さな字で書いてあります。
危険性についてわざわざ言う必要ないですものね。

どこかで読んだのですが(多分、船瀬俊介氏の著書)、シャンプーを売って地肌を弱らせてハゲさせる、そして育毛トニックを売る。
化粧品業界や医薬品業界は、このように巧妙なマッチポンプを堂々と展開して潤っているとか。
しかも騙された方(私たち消費者)は騙されたことにも気づいていない。
それどころか一時的な効果に感謝さえしたりする。
また、日本はアメリカのような訴訟国家でもないので、売る側が圧倒的に有利です。

パッケージ正面や裏面の上の方に効果を期待させるような文言が書いてあっても、それに振り回されることなく賢く選べる消費者になりたいものですね。

こちらの記事もご参考にどうぞ。

洗剤ラベルを見て合成界面活性剤を見分ける3つのコツ

使ってはいけない!老化を進めてしまう合成界面活性剤

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