ホルモン補充療法のリスクについてお医者さんに聞いてみた

2種類のホルモン処方でリスクを抑える

私は2ヵ月に1回、婦人科でエストラーナ(貼り薬)とソフィア(飲み薬)を処方してもらっています。
「エストラーナ2週間分+ソフィア1週間分」、このセットで、ひと月の周期を作っています。(このセット2回分で、2ヵ月もつ量の薬を2ヵ月に1回、出してもらっている)

それぞれの役割は、
エストラーナ →エストロゲン(卵胞ホルモン)の補充
ソフィア →プロゲステロン(黄体ホルモン) の補充
です。

これを貼ったり飲んだりすることで20代30代と同じようなサイクルを再現し、強制的に生理を来させているということですね。
医学の進歩はすごいです。
しかし正しい日程で貼ったり飲んだりしなければならないので、ちゃんとカレンダーにチェックしておかないと忘れがち。

いつも通っている婦人科のお医者さん(院長さん)に、なぜ2種類の薬が必要なのかを尋ねたところ、

・エストラーナは使いすぎると子宮体がんのリスクが高まる
   ↓
・そのリスクを抑えるためにソフィアを同時に処方
   ↓
・しかしソフィアを飲み過ぎると今度は乳がんのリスクが高まる
   ↓
・だからソフィアは1週間分という最低期間で処方する

とのこと。

エストロゲンもプロゲステロンも、それぞれ単独で使いすぎた場合にリスクが高まる可能性があります。
私がお世話になっているお医者さんは、子宮体がん・乳がんの、両方のリスクを抑えるように考えてくれていました。

それを裏付ける製薬会社の文献がありましたので貼っておきます。

かつてのHRTは、エストロゲンだけを補充していたために子宮内膜が厚くなることで子宮体がんに発展することがありました。しかし、現在のHRTでは必要な人には黄体ホルモンを併用するため、その心配はありません。黄体ホルモンは子宮内膜をはがし、厚くなるのを防ぐ効果があります。
久光製薬 エンジョイエイジング

処方の仕方は人それぞれで、患者個人の状態や既往歴をみながら判断し、もっともリスクの少ない組み合わせと容量で処方してくれているそうです。
なので、問診では事実を正確に伝えることが大切です。
既往歴については、若い頃のことは記憶があいまいになってたりするのですが、「いつ、どんな病気になったか」で、HRTの可否や処方の仕方が変わるので慎重に。

joisan

がんのリスクを上回るメリット

リスクへの見解について、お医者さんはさらにこのように説明を追加しました。
「乳がんや子宮体がんのリスクはごくわずか。それよりも骨粗しょう症やアルツハイマーを防ぐ効果の方が大きいから、更年期を過ぎてからもずっと続けている人は多い」

ホルモン補充療法で乳がんになる確率、やった人やらない人の差は6%。
ホルモン補充療法をやらずに骨粗しょう症になる確率は、25%。(やった場合これが何%に下がるかは詳しい数値データが見当たりませんでしたが、かなり確率は下がると聞いています)

何もしなければ25%、4人に一人が骨粗しょう症になるということです。
40代後半では骨折しやすくなると言われてもまだピンと来ませんが、それは10年後、20年後、必ず訪れる老化のプロセス。
年配の方の整形外科通いを見かけるたびに、腰やひざが痛くなってからの治療は大変だろうなと思います。
ホルモン補充療法で今のうちに予防できるならそれにこしたことはありません。
またアルツハイマー症の予防もありがたい。
将来、子どもに迷惑かけたくないですものね・・・(特に母子家庭の我が家の場合、早々に一人暮らしになる確率大)
ほてりを抑えるために始めたHRTですが、予想外のメリットが多数でした。

美容にもいいらしい

海外では究極のアンチエイジング法として、美容目的でHRTを受ける人が多いそうです。
HRTで女性ホルモンを補給することでコラーゲンを増やし、肌に潤いを取り戻します。
さらに閉経後に増えるであろうシワの発生も遅らせるというから、「究極のアンチエイジング」の称号も納得。

日本でも、最近では美容目的で導入しているクリニックが増えてきました。
取り扱っているのは主に美容外科、美容皮膚科など。
更年期障害の場合は保険適応ですが、美容目的だと自費診療になるのでけっこう高額になるそうです。

ちょっと調べてみたら、ある病院では更年期障害への治療にHRTを使う場合、初診で2万9000円、再診2万4000円、と出ていました。保険がきかないとこうなるのですねー。
この金額は、内科心療内科と並んで「女性外来」が併設されている病院が一般外来患者さん向けにホームページで提示している価格です。
美容外科で美容目的となると、さらに高額になるであろうことは容易に想像ができます。

幸か不幸か、ホットフラッシュがきっかけでホルモン補充療法(HRT)を始めた私ですが、これが若さを保つ究極アンチエイジングとは知りませんでした。
それを保険適用の安価で受けられるなんて。
いやー、ありがとうホットフラッシュ!

まとめ

● ホルモン補充療法(HRT)のリスクは、あるにはあるけどごくわずか。

● 医師の判断でリスクを限りなく抑えることができる。

● リスクより老後への体作りとしてのメリットの方が大きい。

この3つが、担当医師のご意見でした。参考になれば幸いです。

こちらの記事もご参考にどうぞ。

▶ ホルモン補充療法(HRT) 日本で普及率が上がらない理由

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