02.パソコンで作る


印刷を通販型ネット印刷で行うと仮定し、説明していきます。

現在、大手ネット印刷で入稿可能な主なソフトは以下のとおり。

Illustrator/イラストレーター
Photoshop/フォトショップ
InDesign/インデザイン
Word/ワード
PowerPoint/パワーポイント
PDF(各ソフトからの変換データ)

上の3つはデザイン業界のMacユーザーにはおなじみ。

Widowsユーザーの方は、Office系(ワード、パワポ)に慣れていることと思いますので、そちらを想定して説明致します。

1. 制作前に入稿先を決める

いきなり作り始めずに、先にネット印刷の業者さんを決めます。
サービスや価格や納期によって金額が各社微妙に違うので、部長・副部長に比較検討してもらい、業者選定。
このとき、印刷費の支払い方法について確認しておく必要があります。
銀行振込(前払)、コンビニ払い(前払)、クレジットカード(前払)、代引き(後払)のいずれかで印刷代金を支払うことになるのですが、仮に納品時に現金でしか払えないといった事情がある場合は、代引きOKな業者さんの中から決めることになります。(「印刷各社比較」参照ください)
制作に取りかかる前に、支払い方法について確認を。

ネット印刷業者さんの多くは、一般ユーザーのための詳しい作成ガイドをネット上に公開しています。
専門業者でない人に向けてわかりやすく説明しており、電話相談も受け付けている会社も多いので、早急に会員登録して利用しまくりましょう。

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印刷会社への登録者名は、制作者でも部長名でも構いません。
たいていのネット印刷会社は、ユーザー名は制作者でも、納品書や領収書は「○○小学校PTA」などと指定することが可能です。
登録時のユーザーID・パスワードは控えておきましょう。
このあと注文時に支払いを行ったり配送状況を確認したりするために必要になってきます。

2. 印刷会社へアクセスしてテンプレートをダウンロード

印刷を「ラクスル」さん、制作ソフトは「WORD」を使うと仮定します。

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STEP1からまずはテンプレートをダウンロードします。
広報誌なので「冊子・カタログ」を選び、進みます。

サイズを選びます。
WORDのテンプレートを選択。

圧縮されたデータで配信しているので、自分のPCにダウンロードしたら解凍します。

3.デザイン

渡された素材をすべて自分のパソコンに保存します。
目次やページネーションを見ながら、写真や文字を配置していきます。

ここからの作業の仕方はさまざまで、ページごとに最初から作り込む人、ざっくり作ってあとから細かく調整していく人、いろいろ好みがあると思いますが、ここでは私のやり方を書いておきます。

(1)まず、全ページの共通部分を作る。ヘッダ、フッタと言われるところです。
これがあると、各ページ自由に作っていっても何となく統一感が出ます。

(2)各ページの文字情報をとりあえず流し込み。あふれてもはみだしても構いません。
このとき、基本の文字サイズとフォントを決めます。

・基本的にすべての文字 7Pt以上
・高齢者に配慮する場合 9.8Pt以上

↑これは新聞の文字サイズの目安ですが、フォントによっても見え方は変わるのであくまでご参考までに。

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(3)ヘッダ・フッタ・フォントが決まったら画像を取り込んでいきます。
このときも配置やサイズはあまり気にせず、とりあえずどんどん置いていきます。
写真や文章以外に準備が必要なパーツはこのときに作ります。(グラフや図など)

(4)各ページの素材すべてデータ上に用意できました。(この段階で一度バックアップを)
ここからそれぞれのページデザインを整えていきます。

・見出しの装飾
サイズ大小/強調フォントに変更・着色
大見出し、小見出しの強調、キャプション文字は小さくする。

・画像の大きさを調整
素材の合番を見ながら、指示された位置に画像を移動し、サイズ調整。
写真は均一ではなく大小の差があると紙面がにぎやかに。
ナイスショットは思い切って大きく扱いその他の写真を小さくするなど、あれこれ試行錯誤。

文字がつまりすぎていないか、写真の配置に偏りがないかを、時々遠目から見て確認します。

(5)ある程度、指示通りに並べ終わると、文字オーバーの箇所や逆に情報が少なすぎてスカスカな場所が見えてきます。

文字が多すぎるからといって、そのページだけ行間をツメたりしないようにしましょう。行間をツメるなら、文字サイズをひとつ落とす方が読みやすさが損なわれません。

挿入画像(写真や図)のサイズで調整しても文字がおさまりきれない場合は、あふれた状態で初稿を編集長に渡します。もし文字サイズを落として納めたのであればその経緯を紙面の余白などに記入して連絡すること。

(6)この段階を初稿として編集長へ送信または出力したものを渡す。赤入れ指示を待ちます。

(7)編集長から赤入れが戻ってきたら修正。

この時点で内容はほぼ確定になるので、さらに細かいデザイン調整を行います。

・地に色を敷く
・強調したい部分を枠で囲む
・キャッチコピーを斜めにしてみる
・コメントなどの枠をフキダシにしてみる
・文字を立体的にする
・写真のフレームを角マルにしたりボカシたりする
・記事と記事の境に飾り罫を入れる
・カット、挿絵を入れる

・・・などなど。このあたりの作業は楽しいですよね!
いろんな装飾機能を使って、にぎやかな紙面にしていきます。

ただし、やりすぎるとゴチャゴチャした感じになるので注意。
天地・左右に一定の余白を作っておくと、少々情報過多でもスッキリとしたイメージが保てます。

※「ワード(Word)」「パワーポイント(PowerPoint)」RGBカラーモードでしかデータを作成することができません。
印刷するとCMYKモードとなり、全体的に沈んだ色合いになります。
画面で見て鮮やかすぎる色は使わないように制作段階で気をつけておきましょう。

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(8)細かなデザイン処理が終わったらWordからPDF化して編集長へ。

デザインが一通りおわったら「ワード|Word データチェックリスト」の項目に沿って確認していきます。

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OKだったら、WordのデータをPDF化します。
「PDF作成方法(windows):Word」

PDFにした原稿を一度出力してみてください。
このサイトでご説明している方法は「色校正という行程を省いて一発本番印刷で経費を抑える」やり方ですが、この入稿前のPDFが色校正代わりになります。これを部長に渡して 二回目のチェックをしてもらいます。
(第二稿が編集長へ渡された先は、「入稿前の最終チェック(編集者とメンバー)」をご参照ください)
制作担当者は一旦待機。

(9)戻ってきた指示を修正して入稿準備へ。
修正箇所が多数の場合は、念のためもう一度編集長へ渡して最終確認してもらいます。

制作担当者最後の仕事は、印刷会社への入稿です。
次の項目でご説明します。

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